砂の器
初代の映画版を視聴しました
こんなん泣くやろが
なんというか昭和の風景って美し〜
元々中居正広版のドラマが学生時分に大好きで一話も欠かさず見ていたのですが(これの他に欠かさず見たドラマはあなたの隣にだれかいるくらいだった)
たしかその設定では村八分によって妻を失った男が村人を惨殺し親子は放浪の旅に出た
学校にも行けないヒデオに父が鍵盤ハーモニカをあげる一連のシーンが鮮明に記憶に残っていたのですが映画版のオマージュだったんですね。(原作にはないらしい)
ついでに言うと映画版でも鍵盤ハーモニカは出てきません…ドラマ版唯一の救い要素です
そのシーンが大好き過ぎて…
そのドラマ版ではハンセン病差別自体が現代では風化しているので殺人者の息子設定に変更されていたのですが先日大島(ハンセン病患者を隔離した島)のドキュメンタリーを見たばかりなのでそれなりに知識があって良かったです。
ちなみに大島は現存しますよ。
患者の解剖に使用された台が展示されてますね。
中絶させられたご婦人が印象的でしたね。
ハンセン病に関わらずかつては障害者を強制的に不妊にする法律があったらしいですよ。国主導です。
しかしおっさんとイケメンのバディ形式中心ってのが最高でした
現代でも見やすい作品です。見て泣いてくれ。